国境の一匹狼!
新刊の取材で東京出張に行ってきました。仮タイトルは「国境の一匹狼」。破天荒に生きた在日韓国人H氏を主人公にしたノンフィクションの企画です。H氏は太平洋戦争中に尼崎で生まれ苦学の末、東京水産大学に進学。日本で学んだ技術を韓国に伝え、沿岸漁業しかなかった母国の水産業を飛躍的に発展させた人物です。
彼の活躍した時代は朴正煕大統領の時代とまったく重なります。人権を抑圧しながらも重工業の振興に注力し世界有数の産業国家となる礎を築いた朴政権。その漁業政策については残念ながら全く知られていません。
過ぎ去った歴史の中にある近代国家建設の熱意と一人の在日の苦闘を描き出すことが出来ればと思っています。版元は朝日新聞社。制作にあたって武者震いすら感じる今日このごろです。
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